5月17日、18日に開催された第51回日本コミュニケーション障害学会学術講演会に参加しました。
熊本保健科学大学が会場で、大会長の井崎先生のご実家である大阪にある「いざきのおかき」が休憩室に置いてあり、学生さんやスタッフの皆さんの気配りがありとても良い雰囲気でした。

1日目の基調講演「知能検査とコミュニケーションの支援」は大六一志先生がCHC理論に基づきご自身の経験からわかりやすくお話しをしてくださいました。知能検査では測れない共同注意や行動の意味の知識などしっかりとみていく必要性を改めて心に留めました。
午後の教育講演「絵本から広がることばの発達」はNTTコミュニケーション科学基礎研究所の奥村優子先生の発達心理学に基づく話でした。絵本の役割は日常生活では触れられない多様な語彙や文法の発達の貴重な機会であることや絵本選びの支援として絵本検索システム「ぴたりえ」の開発のお話などあっという間の90分でした。
2日目は朝から結ライフコミュニケーション研究所の皆さんの発表がありました。
午後は「オンラインと対面を併用した一症例〜アクセシビリティの向上のために〜」という演題で口頭発表をしました。

多くの人と出会い、多くの学びを得た学会でした。