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2023年4月の大島町ことばの相談室ぶばりあ

令和5年度の東京都大島町ことばの相談室ぶばりあが始まりました。

4月19日から21日の2泊3日。1日目はキャンセルもあり1件の個別相談と、今年度の保育園巡回などの日程調整をして終了。今回から宿を食事付きの旅館かんいちさんにしてみました。リフォームしたばかりで、とてもきれい。部屋にトイレとシャワールームがついているため気兼ねせずに過ごせます。食事は魚や明日葉など地のものを使った料理で大島を感じられます。

2日目は朝、元町港周辺を散歩して、和食の朝食を食べて仕事へ。9時から17時過ぎまで8件の個別相談でさすがに疲れました。美味しい夕食に疲れを癒してもらいました。

3日目も朝散歩をして、洋食の朝食を食べて仕事へ。午前中3件個別相談をして、記録や次回の打ち合わせをしたら、「ピザよし」というピザのお店へ。明日葉のピザ、美味しかった!

15:30の船で帰るため、元町港へ。港近くの社会福祉法人が運営している「フジカフェ」で、大島で作っている御神火焼酎を使ったパウンドケーキや椿の花のジャムなどを購入。

今年度も子ども達と保護者の皆さんの笑顔がたくさん見られるように頑張ります。

山形・仙台でのアクセシビリティ

4月になりました。今年度もよろしくお願いします。

さて、新年度になりプライベートで山形にご縁ができたと思ったら仕事でもご縁をいただき、国立病院機構山形病院に結ライフコミュニケーション研究所の一員として同行訪問しました。N95マスクや接種証明が必要な感染対策が厳重な中の訪問でした。患者さんを中心に看護師、リハスタッフだけでなく医師もベッドサイドで一緒にアクセシビリティを使うことを支援していました。山形にアクセシビリティが広まるきっかけになればと思います。

2日目は仙台シルバーセンターでアクセシビリティ相談会。iPadの視線入力(トビーTDパイロット)は、キャリブレーションも簡単ですぐに使える手軽さに驚きました。

動画やSNSで繋がっていたけれど会ったことのなかった人たちにも会えて、お話ししてとても充実した時間を過ごすことができました。

アクセシビリティ3-2-1Go!

私が理事を務めている結ライフコミュニケーション研究所のイベントが公開されました!アクセシビリティを広めたいという思いで研究所に集った仲間たちとまずば自己紹介、そしてどのようにしてアクセシビリティを使っているかの動画をYouTubeにアップしています。ご都合の良い時に是非見てみてください。

https://www.yuilab.net/321go/

2023年3月の大島町「ことばの相談室ぶばりあ」

3月16日から1泊2日で東京都大島町のことばの相談室ぶばりあに行ってきました。春らしい陽気で海も穏やかでした。1日目は個別相談5ケース。いつもの宿Hale海にチェックインしたら、2年大島に行っているのに行ったことがなかった日帰り温泉の「御神火温泉」に行ってきました。レストランで明日葉チャーハンを食べ、温泉でのんびり。内湯しかないのですが、ぬるめの温泉、熱めの温泉、打たせ湯、寝湯、サウナと揃っていて18時過ぎはそんなに混んでいなくてゆっくりできました。

翌朝は元町港近くのMOMOMOMOという喫茶店へ。朝早くからやっていて、飲み物代プラス200円でバターたっぷりの厚切りトースト、豆腐やフルーツがのったサラダ、にんじんジュース、ゆで卵までついたモーニングが食べられます。御神火ブレンドも大きい陶器のタンブラーにたっぷり入って大満足。マスターはちょっと強面だけどとっても気さくな方でした。2日目は個別相談4ケースで終了しました。

帰りの船はこの春で島を離れる警察官のお見送りの人がたくさんいて、関係ない私までうるっときてしまいました。

4月からは1泊の月もありますが、2泊3日の月もあり、巡回など少し余裕ができそうで良かったです。

スイッチコントロールでの画像の保存方法

iPadのスイッチコントロールで写真などの画像を保存する方法についてお問い合わせがあったので、動画を作成しました。

写真を長押しすると写真のフォルダに保存されるのですが、スイッチコントロールで長押しするにはどうすれば良いのかというと、

①保存したい写真でハイライトメニューを表示

②ジェスチャを選択

③タップしておさえるを選択

④写真に保存を選択

以上です。

スイッチコントロールは便利なアクセシビリティです!

ディスレクシア講演会

2月25日、川沿いの寒緋桜が咲き始めました。朝のお散歩から帰ったら、上智大学言語聴覚研究センター主催の講演会をオンラインで聴講しました。発達性ディスレクシアの当事者でもある言語聴覚士の関口裕昭さんのお話は2時間があっという間に感じるほどでした。症状や対応方法は人それぞれですが、大切なことは自分の特性を知り、ヘルプを出せること。そのためにも私たち言語聴覚士は客観的な評価をし、伴走者となることが必要です。リハビリテーションの考え方として個人因子だけでなく、環境因子はとても大切です。出来ないことは本人の努力がたらないからだと、周囲だけでなく本人も誤解することのないようにしないといけません。どんな対策をすれば良いのかを一緒に考え、理解ある環境を作ることができればと思います。

2023年2月の大島町ことばの相談室ぶばりあ

2月16日から1泊2日で大島町ことばの相談室ぶばりあに行ってきました。大島は椿まつりで賑やかでした。10:30過ぎに岡田港に到着したらすぐに保健師さんのお迎えで車で30分ほどの波浮保育園の巡回に行きました。個別に見るのとはまた違う子どもたち。私を見つけてハグしてくれる子、手を振ってくれる子も。

ランチは元保育園の園長だった方がやっている「押し花」というお店で日替わり定食を頂きました。このボリュームで600円でしかもおいしい!お野菜は自家菜園の無農薬。午後からは個別相談4件でした。

いつもの宿Hale海さんに荷物を置いたら、ちょうど買い物に出かけるというオーナーさんに洋麺屋Mottoまで送ってもらいラッキーでした。くさやを食べてみたくて、くさやのクリームソースパスタを頂きました。思ったより匂いがキツくなくて食べられました。また食べたいかと言われるとやはりちょっと苦手かも、という感じでした。

2日目はいつもより早いスタートで午前3件、午後1件、島外の医療機関を受診するお子さんの情報提供書を書いて15:30のジェット船で帰ってきました。元町港の待合所には、椿まつりのステージがあり、大島高校農林科の学生が制作した素敵な寄植えがありました。ゆっくり椿を見て観光したいものです。

書籍の整理をしていたら、私が言語聴覚士になるきっかけとなった本を見つけました。須賀哲夫著「理論心理学アドベンチャー」と久保田正人著「2歳半という年齢」の2冊です。須賀ゼミで学んだことは私の基礎となり今につながっています。

大学時代、恩師の影響もあり自閉症児のキャンプに参加したりしていました。しかし、就職して小児から離れ、成人の失語症などの高次脳機能障害や構音障害、嚥下障害のリハビリテーションに携わっていました。転機となったのは日本歯科大学への転職で、また小児に関わるようになりました。小児から高齢者まで食べること、意思疎通に困っている人やその周りの人の支えとなれるよう今後も精進します。初心忘るべからず。

「音をさがして」

新しい聴診器を購入しました。以前は同じLittmannでも小児用のヘッドが小さいタイプ。今回は成人・小児兼用タイプにしました。

実家に寄ったところ、母が新聞の切り抜きを渡してくれました。「音をさがして」という補聴器や人工内耳、療育など全7回の連載記事でした。聴覚分野の言語聴覚士は約38,000人中の10%以下であること、難聴は認知症のリスク因子であること、購入費の自治体による助成、子どもの療育施設の少なさ、日本手話と日本語対応手話の違いにも触れていてとても丁寧な記事でした。

実家の両親もだいぶ耳が遠くなってきたので、耳鼻科の受診を勧めましたが、必要性を感じない様子でした。言語聴覚士の娘が言っても聞かないとなると困ったものです。

2023年1月の大島町ことばの相談室ぶばりあ

1月26日から1泊2日で大島町ことばの相談室ぶばりあに行ってきました。大寒波の影響で朝の気温がマイナス6℃で痛いくらいの寒さでした。

1日目は個別相談6件で17時過ぎに終了。

いつもの宿Hale海さんにチェックインしたら、夕飯は洋食キッチンらイブでカレードリアを食べました。風が強くて寒い中歩いたので熱々ドリアがとても美味しかったです。

夜は結ライフコミュニケーション研究所のミーティング。3月にイベントを企画しているので準備頑張っています。

2日目は朝の散歩からスタート。今日の海は穏やかで富士山は霞んで見えました。利島も見えました。来年度も利島に訪問できる予定なので楽しみです。午前中3件の予定が1件キャンセルになり、3月で大島を離れるお子さんの情報提供書を書く時間が取れて良かったです。ランチに岡田港そばのStar fish and coffeeでタコライスと大島牛乳カフェラテを食べて帰ってきました