10月27日に今年度から非常勤講師として勤務している狭山特別支援学校の研修でお話しする機会を頂きました。どうすれば上手に話せるようになるのか、先生方は児童生徒との関わりの中で日々工夫をしています。言語聴覚士の視点からお話をしてきました。ことばをコミュニケーションの手段として使うためには、人を意識し関わりたいという気持ちを育てること、人の動きをよく見て真似すること、音の数を意識すること、などいろんな能力が必要です。土台がしっかりしていないところに、たくさんの語彙や文法、発音などを積み重ねようとしても上手に積めず、話したい、伝えたい気持ちが萎んでいってしまうこともあります。大好きな先生や家族、友達に気持ちを伝えたい、伝わった!という経験をたくさんできるようにこれからも一緒に考えていきたいと思います。