2月25日、川沿いの寒緋桜が咲き始めました。朝のお散歩から帰ったら、上智大学言語聴覚研究センター主催の講演会をオンラインで聴講しました。発達性ディスレクシアの当事者でもある言語聴覚士の関口裕昭さんのお話は2時間があっという間に感じるほどでした。症状や対応方法は人それぞれですが、大切なことは自分の特性を知り、ヘルプを出せること。そのためにも私たち言語聴覚士は客観的な評価をし、伴走者となることが必要です。リハビリテーションの考え方として個人因子だけでなく、環境因子はとても大切です。出来ないことは本人の努力がたらないからだと、周囲だけでなく本人も誤解することのないようにしないといけません。どんな対策をすれば良いのかを一緒に考え、理解ある環境を作ることができればと思います。