投稿者「Haru」のアーカイブ

2021年11月の伊豆大島「ぶばりあ」

11月29日から1泊2日で伊豆大島のことばの相談室ぶばりあに行ってきました。竹芝の待合所にもクリスマスツリーが飾ってありました。今回は海も穏やかで安心の船旅でした。10時20分に岡田港に到着し、すぐにいつもの宿にチェックイン。11時から外来1件、終わったらすぐに保育園の巡回1件、情報提供書を書いて、午後から外来4件、ぶばりあは18時に終了。その後19時から摂食嚥下研修の依頼で波浮保育園での保育士の先生方への研修と盛りだくさんの1日目でした。用意していただいたお弁当が豪華でお腹いっぱいになりました。

2日目は午前中3件外来で、午後は記録を書いたらあっという間に帰る時間。岡田港の周りを散策して神社にお詣りしました。

外国にルーツを持つ子ども

最近、外国にルーツを持つ子どもと関わる機会が増えています。両親もしくは父親か母親のどちらかが日本語を母語としない場合、ことばの発達に遅れがあるのか判断に迷うこともあります。非常勤で勤務する豊島区西部子ども家庭支援センターから研修の依頼を受け、友人の助けも借りながら文献を探して読み始めています。保育園や幼稚園、地域で子どもや親と関わる方向けの研修は2月の予定なのでそれまでにまとめていきます。

小鹿野町はぐくみ教室

11月9日は埼玉県西部、秩父市の隣にある小鹿野町の子育て支援はぐくみ教室でした。ちょうど紅葉が見頃なので楽しみにしていたのですが、土砂降りの雨で景色はあまり楽しめず残念でした。でも、地元のパン屋さんアライヤフレッシュベーカリーでコッペパンを購入して食欲の秋を満喫しました。

へちまのたわし

11月8日は埼玉県立日高特別支援学校のオンライン研修でした。2018年から年3回程度摂食にかかわる研修を行ってきましたが、昨年からコロナ禍で摂食指導に直接関わることが難しくなったために、事前に食事の様子を撮影してもらい、zoomを使って私は事務所から、先生方はそれぞれの教室から参加し、動画を見ながら摂食の介助方法や食形態などを検討する形で行っています。
今日はお借りしていたDVDと資料をお返ししに学校に伺ったところ、高等部の生徒さんたちが作成したヘチマのたわしを頂きました。

研修会

10月27日に今年度から非常勤講師として勤務している狭山特別支援学校の研修でお話しする機会を頂きました。どうすれば上手に話せるようになるのか、先生方は児童生徒との関わりの中で日々工夫をしています。言語聴覚士の視点からお話をしてきました。ことばをコミュニケーションの手段として使うためには、人を意識し関わりたいという気持ちを育てること、人の動きをよく見て真似すること、音の数を意識すること、などいろんな能力が必要です。土台がしっかりしていないところに、たくさんの語彙や文法、発音などを積み重ねようとしても上手に積めず、話したい、伝えたい気持ちが萎んでいってしまうこともあります。大好きな先生や家族、友達に気持ちを伝えたい、伝わった!という経験をたくさんできるようにこれからも一緒に考えていきたいと思います。

10月の大島町「ぶばりあ」

10月18日から1泊2日で伊豆大島の「ことばの相談室ぶばりあ」で大島町に行ってきました。いい天気でしたが、風が強いため珍しく大島行きのジェット船が条件付きになっていました。いつもは飲まない酔い止めを飲んだので揺れたものの酔うことなく無事大島岡田港に到着。いつもの宿Book Tea Bedにチェックインしたら波浮保育園へ。4月から継続してみているお子さんの摂食嚥下もかなり順調で保育士の先生方もとても上手に対応してくださっていました。しかも家庭との連携もばっちり。午後からは個別のケース3件で1日目終了。夕飯は宿近くの丸久食堂さんへ。いろんなメニューがあって迷いましたが、カツ丼並を注文。美味しかった!お店はパーテーションや消毒など感染対策も万全で安心して食事ができました。2日目は9時から個別のケース1件みたら、すぐに保育園の巡回に行き、またすぐ戻り個別のケース2件をみて2日目終了。大忙しだったので頑張ったご褒美に大島バターと蜂蜜を奮発しました。

利島の保育園、小中学校巡回

10月11日(月)から2泊3日で伊豆諸島の1つ人口300人ほどの利島に保育園と学校の巡回のため行ってきました。診療所が1つで医師も1人しかいない離島のため、事前にPCR検査で陰性を確認してからの訪問でした。

約1年ぶりの利島。今回はさるびあ丸運休日に当たり往復ジェット船のため、港が1つしかない利島は船の就航率が低く行けるのか、はたまた行ったは良いが帰れるのか心配しながらの訪問となりました。1日目は天候に恵まれ無事11時に到着。暑いくらいの天気の中、保育園の巡回へ。年長児さんはみんな私のことを覚えていてくれて、元気に遊び、給食やおやつも一緒に食べて楽しい時間が過ごせました。宿はいつもの「そうだいも」。1日目の夕食は秋刀魚!大根おろしが猫でかわいかったです。

2日目は丸1日小学校中学校の巡回。今年度から通級教室が開設され、とても良い環境で子どもたちは学ぶ事ができています。

3日目は子育て広場で未就園児のお子さんや保護者の方と一緒に遊んでお話しして、2泊3日の日程は終了。天気が悪く午後の船は早々に欠航が決まり、ヘリも条件付きでギリギリまで飛ぶか分からず久しぶりにドキドキしましたが、なんとかヘリコプターが飛んでくれて帰ってくる事ができました。さすがに真っ白な雲の中に入り、視界がなくなったときはかなり怖かったです。大島空港からタクシーで岡田港に行き、塩ラーメンと大島アイスを食べて、14:35発のジェット船で帰ってきました。

また1年後、元気な子供たちに会えることを楽しみにしています。

一般社団法人 結ライフコミュニケーション研究所

9月16日は、6月から理事を務めている「一般社団法人 結ライフコミュニケーション研究所」の仕事の手伝いで江東区文化センターに行ってきました。

東京都重症心身障害児(者)を守る会の両親の集い研修会で、メインテーマは東部療育センター副医院長益山龍雄先生の「ACP(Advance Care Planning)人生会議について学ぼう」でした。東部療育センターは毎月訪問している東京都大島町の連携機関でもあり縁を感じました。

益山先生の「五感だけでなく何なら第六感も使って感じる」という言葉にコミュニケーションの根本を感じました。相手を知ろうとする気持ちが大切だと思います。

人生会議は、

・1人ではなく信頼できる人と共有すること

・書面にのこすこと

・代弁者を決めておくこと

・1度ではなく、何度でも繰り返し行うこと

など今まで「人生会議」という言葉は聞いた言葉あっても、しっかり考えたことがなかったことに気づくことができました。

結ライフコミュニケーション研究所が大切にしている、まろやかなコミュニケーションを深め、人と人のこころの「結」を実らせることを改めて考える機会となりました。

9月伊豆大島「ぶばりあ」

9月13日から1泊2日で伊豆大島に行ってきました。今回もまだ緊急事態宣言下で感染対策をしっかりしての訪問でした。個別相談7件、保育園巡回2園と大忙しで、大島のきれいな景色を写真にとる余裕もありませんでした。それだけ子どもや保護者、保育士さんたちに必要とされているのはありがたいことです。

8月の伊豆大島「ぶばりあ」

8月23日から1泊2日で伊豆大島に行ってきました。緊急事態宣言下ということで不織布マスクを2重にしたり、高速船内の席を確認するなどできる限りリスクを避けての訪問でした。

構音の練習を続けるために電車大好きなお子さんには好きな電車の路線図を用意したり、手先の運動が苦手なお子さんには好きなポケモンの煮る絵を用意したり、楽しく続けられる工夫をしています。