第11回コミュニケーション支援勉強会~スイッチコントロール~

7月13日(木)に府中のFLAT STANDで第11回コミュニケーション支援勉強会を開催しました!

今回は、定員10名で実際にiPadを使ったiOSのスイッチコントロールのハンズオンセミナー。

少人数だからこその「何でも聞ける」、わからなくなっても「すぐ聞ける」勉強会で、スイッチコントロールをほかの人に伝えられるようになることを目標に頑張りました!

結ライフコミュニケーション研究所の高橋さんがまとめてくれたあんちょこがあれば、きっと大丈夫。

FLAT STANDの和田さんからのスイカの差し入れを食べながら、エンファシスの大島さんのアイスイッチ(視線入力装置)を試したり、充実した時間が過ごせました。

713スイカ

コミュニケーション支援勉強会~ALSの方と話してみよう~

6月28日に府中のFLAT STANDで記念すべき第10回目となるコミュニケーション支援勉強会を開催しました。

今回は、ICT救助隊の協力のもと、日本ALS協会会長の岡部宏生さんにおいでいただき、直接透明文字盤や口文字でお話しする機会を得ました!

前回の勉強会で学んだ通り、リクライニング車椅子の岡部さんは天井のライトがまぶしいということで、ライトを外したり、環境調整も行い勉強会開始。

総勢25名の参加者は、岡部さんとヘルパーさんのものすごい速さの口文字でのコミュニケーションに驚き、透明文字盤の使い方に焦りながらも、岡部さんからの「そばを離れないでください。理解し、支援し続けてください」っという言葉をしっかりと受け止めました。

ALS3

ALSの症状として、感情失禁や情動静止困難が認められることをみなさんにも知ってほしいと思います。

聴覚障害への支援~comuoon試聴してみました!~

ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社のcomuoonというスピーカーを体験させていただきました。

卵のようなかわいらしいフォルムで、思ったよりも小さく、机の上においても邪魔な感じはしません。

comuoon1

音がクリアに大きく聞こえるのはもちろん、高精度のマイクで人の声のみを拾って大きくするので、周りの雑音まで大きくならないのがいい感じです。

モバイルタイプを2週間ほど貸していただいたので、たんぽぽクリニックの医師の先生方も訪問診療で試してくださっています。確かに、大きな声を出さなくてもいいので楽、だけど値段がなぁ~という感じのようです。

でも、聴覚障害の支援として、聴覚障害のある方が補聴器をするだけでなく、たとえば市役所の窓口や病院に合ったらコミュニケーションが楽になることもありますよね。やさしい社会にできればいいなと思っています。

コミュニケーション支援の勉強会5月~コミュニケーションをとるための準備とは?~

5月28日(木)にコミュニケーション支援のための勉強会を開催しました。

今回は、コミュニケーションをとるための準備として、実際にベッドや車いすに寝たり、座ったりして支援を受ける側の体験をしてみました。

またテクノツールの上肢装具MOMOもお持ちいただき、体験しました。518車いす518momo

ベッドの角度を変えると、背中や臀部がずれたり、圧迫されたりしてかなりの不快感があります。背抜きをすると快適なことが実感できました。518体験

またチルトリクライニング車椅子を倒す時のガタッとする恐怖、リクライニングを倒すと照明がまぶしかったり、人の顔が見えなくなってさみしくなったり。思っていた以上にじっくり体験するとわかることが多かったです。

4月29日に日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックでいろうレストラン☆キッズが開催されました。

朝から風船をふくらましたり収穫体験のために多摩クリニックスタッフが育てたサンチュやいちご、ラディッシュを並べたりして、クリニックの待合スペースがステキなレストランに大変身!429キッズ7429キッズ4429キッズ5

今回のメニューは食形態を1jにして、ワンプレートで提供。デザートのとろけるプリンとヨーグルトムースは味はもちろん盛り付けもかわいくて最高でした!。

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2組のご家族にも喜んでいただけて本当に楽しい1日になりました!

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アンガーマネージメント

4月20日に藤田潮さんを講師に迎え、「アンガーマネージメント~怒りで後悔しないために~」を開催しました。藤田さんは、記念日協会に4月20日を「聴くの日」申請して承認されたそうでコミュニケーション支援に携わる人たちが集まるこの勉強会の新年度第1回目にぴったりな内容でした。

18名の参加者の皆さんも、目から鱗のあっという間の2時間だったようです。

5月は、「コミュニケーションを取るために必要な準備とは」をテーマに、実際にベッドや車いす上で透明文字盤やiPadを使うとどうなるのか、支援する側と支援を受ける側の両方を体験してみます。

相談室について

今日から新年度です。おかげさまで、東京都や埼玉県の特別支援学校や自治体の子育て支援事業、障害者施設など訪問の依頼を多くいただいていますが、外来も行っていますので紹介します。

相談室は、JR中央線吉祥寺駅または西武新宿線西武柳沢駅からバス約15分の成蹊学園前から徒歩3分ほどにある静かなマンションの1室です。

初回相談は無料ですので、コミュニケーションでお困りの方はお気軽にどうぞ。

自費ですので、基本料金は20分2700円です。

いろうレストラン☆きっず試食会

日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックの菊谷先生を中心に年2回開催している胃瘻(経鼻経管栄養含む)による栄養摂取をしていても、一部経口摂取が可能な方を対象としたレストラン企画の第7回目「いろうレストラン☆きっず~ピクニック~」の試食会でした!

宮源の高橋さんと地域の管理栄養士、調理師さんたちのメニューチームがピクニックをイメージしたワンプレートランチを摂食嚥下リハ学会の食形態分類1j(均質で付着性、硬さ、離水などを考慮したゼリー、ムース、プリン状)で作成してくれました。

かぼちゃの煮物、アスパラ、から揚げが猫のプレートにかわいく盛り付けられています。

デザートはカムリエのパティシエ志水さんの力作、ヨーグルトゼリー、プリン、フルーツゼリー。

第7回カムリエ

硬さや均一性、付着性などみんなで検討して、メニューが決定しました。

今回は、テーマがピクニックなので、多摩クリニックのスタッフがいちごやラディッシュなどをプランターで育ててくれていて、狩りものを楽しんでもらいます。みんな喜んでくれますように。

いちご

第6回はじめてのICT入門

2月28日(火)に府中市多磨霊園前のFLAT STANDで第6回はじめてのICT入門を開催しました。

結ライフコミュニケーション研究所の高橋宜盟さんを講師に迎え、「iOSのスイッチコントロールを使ってみよう!」ということで、実際にiPhone、iPadを操作してみました。

繰り返し、ゆっくり操作することで、参加者のみなさんも少しずつ自信をもってスイッチが使えるようになってきました。

次回は、アナログに戻って透明文字盤の使い方講座です。ICT救助隊の山本STを講師に迎え、ゆっくりのわかるまで体験してみましょう!