書籍の整理をしていたら、私が言語聴覚士になるきっかけとなった本を見つけました。須賀哲夫著「理論心理学アドベンチャー」と久保田正人著「2歳半という年齢」の2冊です。須賀ゼミで学んだことは私の基礎となり今につながっています。

大学時代、恩師の影響もあり自閉症児のキャンプに参加したりしていました。しかし、就職して小児から離れ、成人の失語症などの高次脳機能障害や構音障害、嚥下障害のリハビリテーションに携わっていました。転機となったのは日本歯科大学への転職で、また小児に関わるようになりました。小児から高齢者まで食べること、意思疎通に困っている人やその周りの人の支えとなれるよう今後も精進します。初心忘るべからず。